目の下のクマについて

「なんか疲れて見える…」
「コンシーラーで隠しきれない…」

そんなお悩みの代表が“目の下のクマ”。
実はクマには種類があり、それぞれ原因も対処法も異なります。

まずは自分のクマタイプを知ることが、改善への第一歩です。

クマの種類と原因

茶クマ(色素沈着タイプ)

目元がくすんで、茶色っぽく見えるクマ。

主な原因は色素沈着です。
アトピーや花粉症などで目元をこすってしまう方や、合わない化粧品による刺激の蓄積で起こることが多いです。
👉 肌のトーンが落ちて見えるのが特徴

茶クマ

青クマ(血行不良タイプ)

うっすら青く見えるクマ

主に寝不足や冷えによる血行不良が原因で、皮膚の薄い目元から血管が透けて見えてしまいます。
👉 しっかり睡眠をとると改善することもあるのが特徴

青クマ

黒クマ(たるみ・影タイプ)

目の下に影ができて黒っぽく見えるクマ。

実はこれが一番相談が多いタイプです。
目の下のふくらみ(目袋)が影を作ることで、黒く見えています。
👉 原因は「たるみ」と「脂肪の突出」

黒クマ

その“目袋”、なぜできる?

目の下のふくらみの正体は「眼窩脂肪(がんかしぼう)」という脂肪です。

本来は奥にある脂肪ですが、

  • 皮膚のたるみ
  • 筋肉のゆるみ
  • 脂肪を支える膜の弱まり

これらが重なることで、前に押し出されて“目袋”として現れます。
年齢とともに目立つことが多いですが、骨格や脂肪量によっては10代後半〜20代から出る方もいます。

👉 「若いのにクマがある」=たるみとは限らないのがポイント

クマ治療は“原因別”が基本

クマは種類によって治療法が大きく異なります。
特に黒クマ(目袋タイプ)の場合は、ふくらみの原因となる脂肪へのアプローチが重要になります。

切らないクマ治療(経結膜脱脂術)

皮膚を切らず、まぶたの裏側から脂肪を取り除く方法。
いわゆる「あっかんべー」をしたときに見える部分からアプローチするため、表に傷ができないのが特徴です。

👉 ダウンタイムを抑えたい方に人気

取りすぎ注意。バランスが命

目の下の脂肪は、内側・中央・外側の3つに分かれています。
よく「たくさん脂肪を取った」症例を見かけますが、取りすぎると逆にくぼみの原因になることも。

👉 大切なのは“適量を見極めること”

くぼみがある人は別のアプローチも

目袋の下がへこんでいる場合は、脂肪を取るだけではきれいに見えないことがあります。

その場合は、

  • 脂肪を移動させる「ハムラ法」
  • 脂肪注入でボリュームを補う方法

など、状態に合わせた治療が選択されます。

脂肪注入は“タイミング”が重要

脱脂と脂肪注入を同時に行うこともありますが、実際は“分けて行う”方が仕上がりは安定します。
理由は、脱脂時の麻酔で一時的に目元が膨らみ、正確なボリューム判断が難しくなるためです。

👉 まず脱脂 → 落ち着いてから必要に応じて注入、が現実的

自己ケアで治るクマ、治らないクマ

マッサージやアイクリームで改善できるクマもありますが、黒クマ(たるみタイプ)はセルフケアでの改善は難しいのが現実です。

まとめ

目の下のクマは、

  • 色素沈着(茶クマ)
  • 血行不良(青クマ)
  • たるみ・脂肪(黒クマ)

と原因がそれぞれ異なります。

だからこそ大切なのは、「自分のクマがどのタイプかを正しく知ること」。
治療を検討する場合は、一度のカウンセリングで決めず、しっかり比較・検討するのもおすすめです。

無理に急ぐ必要はありません。
自分に合った方法を見極めて、納得したうえで選択していきましょう。