当院でワキガ・多汗症治療のミラドライを受けられた方の体験談をご紹介します。

汗かき営業マンのミラドライ体験記

汗かきサラリーマン

ミラドライを受けた理由

私は広告代理業をしている男性です。
日々、お客様との打合せで動き回っています。

私には、会社勤めの時代からの悩みがありました。それは「多汗症」です。
昔から汗っかきだったのですが、仕事を始めてお客様と商談するようになってから事態の深刻さに気付きました。
商談中に流れ出る汗、吹き出す汗、お客様には「汗すごいね~、大丈夫?」と気を遣っていただく始末。ただ、商談中に汗が出続けるのはイメージ悪いし、汗をかき過ぎると臭いもしてくるのでどうにかしないと、と悩んでいました。
多汗症の悩みは季節に関係ありません。夏は外が暑いので汗が出ますし、冬は部屋の中が暖かいので汗が出ます。比較的春や秋は安心ですが、油断して着る服を間違えると汗をかいてしまいます。
その為、商談前に制汗スプレー、汗ふきシート、Tシャツの取り換えを行うために30分前行動をしていました。
近くのトイレで汗をふき制汗スプレーをし、汗ばんだTシャツを着替えたのです。

しかし、営業マンの方なら同意していただけると思いますが、30分前に訪問先到着って結構大変なんです。段取りはしていたものの、急な仕事が入り会社を出るのが遅れてしまうこともあります。結局ギリギリに到着となり、汗かき営業をすることになることしばしばでした。

10年前にわきが多汗症治療「吸引法」を受ける

営業マンになってから数年が経過したころ、わきが多汗症手術を知りました。前述の通り、汗対策はしていましたが、時間もかかるし、そしてお金もかかってしまいます。
手術は1回で済むと聞きましたので、安い手術費用ではありませんでしたが、これで悩みから解消されるならと思い立ち、吸引法という手術を受けることにしました。
ところが・・・
まず、術後が大変でした。固定が必要と聞いてはいましたが、数日間うまく腕を動かせないため、服を着るのが大変でした。会社を休むこともできませんでしたし、一人暮らしでしたので、手伝ってくれる人もおらず毎日四苦八苦して出勤する準備をしたことを覚えています。わきが多汗症手術を受けられる方は、せめて翌日ぐらいは休日の日を選ぶのをおすすめします。

さらに残念だったことは、あまり効果が得られなかったことです。若干汗臭さは減ったかな?と思いましたが、汗の量は今までとそう変わった感じはしませんでした。結局、30分前行動はし続けることになり、正直ショックでした。
後で知った話ですが、受けた手術方法が悪かったようで・・・、きちんと効果が出るわきが多汗症手術を受ければよかったと後悔しています。

ミラドライと出会う

それから10数年間は、制汗スプレー、汗ふきシート、着替え用Tシャツに頼る日々でしたが、友人の勧めで出会ったのが「切らないわきが多汗症治療ミラドライ」の存在です。
切らないで治療できる?切って治療して治らなかった私にとってみれば、疑うことしかありません。でも、痛みも少なくてダウンタイムがないというのは魅力的だなぁと思いました。
まずは先生から話を聞いてみようと思い、ミラドライの説明を聞きました。

『ミラドライは、マイクロ波を使用する機器で、汗腺にある水分をターゲットにし、わき汗やにおいの原因となる汗腺の機能をなくしていく治療です』
『施術後は、少しわきを冷やしたりするけど、それ以後は何の対処も必要ありません』
『数日間はわきの下が腫れて違和感を感じることはあるけど、普通の生活にも支障はありませんよ』
ということでした。
相変わらず汗には悩まされていましたし、先生からお話を聞き、良さそうだな受けてみようかなと思うに至りました。

過去の記憶がよみがえり緊張するも

いよいよ施術日当日、痛みが少ない切らない治療とはいえ緊張していました。というのは過去に受けた吸引法の時に神経に触れたような強い痛みを何度か経験していたのです。嫌な記憶です。
ミラドライも吸引法同様に麻酔をしますし、切らない治療なので大丈夫だろうと思ってはいたのですが、緊張している自分がいました。

寝た状態で、腕を上にあげ、わきを露出します。いよいよ治療の開始です。

まずは照射位置のマーキングから始まります。
専用のものがあるようで、わきにシートを貼りつけてマーキング箇所を印字します。
このマーキングにそって照射をしていくとのこと。

次に麻酔です。針がささる瞬間は軽い痛みがありましたが、初めだけでそれ以降は痛みがありませんでした。先生曰く、麻酔を注入した時の水分もミラドライ治療の効果に影響してくるとか、きちんと麻酔をすることによって痛みを緩和するだけでなく、効果にも影響するようです。

麻酔を丁寧にしてもらった後、照射が始まります。この時点で緊張は和らいでいたのですが、少し緊張。いざ照射です!
照射は1部位につき、数十秒行われます。前半はマイクロ波の照射、後半はクーリングの時間と説明を受けました。照射時にわきを吸われた感じになります。いたずらで掃除機で肌を吸った感じですね。位置によってマイクロ波照射の際に、つねられたような痛みがありましたが、その後にクーリングに変わるので痛みは一瞬でした。照射位置によってはそういった痛みも感じないですし(私は痛みを感じた照射が数か所程度です)、痛みという痛さでもないので、痛みが苦手な方でも大丈夫じゃないかなと思います。

片方のわきで約30分程度です。わきの中央は汗腺が多いということで2回ほど照射をされました。施術中は先生や看護師さんと会話もできる余裕があり、患者さんによっては寝てしまう方もいらっしゃるようです。

術後の負担のなさに感動!

両わきを照射してもらい治療終了です。終了後に小さいアイスノンを渡され、わきに挟んでクーリングしました。ってそれだけ!?なんです。
抗炎症薬や痛み止めなども処方していただきましたが、ほとんど飲まずじまい。

術後翌日は、確かにわきが腫れているというか、何かを挟んでいるような感じにはなりましたが、普通に仕事ができ、ましてや服を着るのにも何の支障もありません!次の日はお客様の訪問がありましたが、なんなくこなしました。感動です!
営業をされている方であれば、手術をした後に普通に仕事ができることの喜びに賛同いただけると思います。

ところで効果ですが
術後、数週間経過しますが、わき汗が減っています!
今は涼しい季節なので大汗をかくことは少ないですが、夏にどうなるのか楽しみです。
営業をされる方に限らず、忙しくてなかなか手術を受けられない方や手術に抵抗がある方でわき汗や臭いに悩んでいる方にはおすすめです。
人によって、痛みの感じ方や術後の経過は違うようですが、それでも受けた方がいいかなと思わせる治療体験でした。

~汗かき営業マンより~

Dr.みーちゃんねる

 

ワキ汗について

気になるワキ汗・ニオイを
解消する3つの方法

MBC