プレナフィルとは
プレナフィルとは、ポリ乳酸（PLA）とヒアルロン酸（HA）を組み合わせた、自然な若返りを叶えてくれる肌育製剤です。
プレナフィルに使用されているポリ乳酸（PLA）は、L型のPLLA（ポリ-L-乳酸）で、従来のPLLA製剤は粒子構造が粗く、不均一な形状によって炎症やしこりが生じやすいという課題がありました。
しかし、プレナフィルは粒子構造を極限まで均一な球体に整える技術を採用しており、これにより炎症やしこりができるリスクを大幅に軽減しています。
プレナフィルは、ポリ乳酸（PLA）のボリュームアップ効果やコラーゲン生成を促す特性に加えて、ヒアルロン酸（HA）による高い保湿力とふっくらとしたハリ感を兼ね備えています。これらの相乗効果により、肌本来の弾力とツヤを取り戻し、より自然で健康的な若返りを実現します。
先進的な肌育製剤「プレナフィル」
当院では、新しく次世代の肌育製剤として注目されているプレナフィルを導入しました。
現在使用している各種製剤に加え、より自然な仕上がりと長期的な肌質改善を実現する選択肢として、今後プレナフィルを積極的に活用していく予定です。
また、この新しい製剤についての知見や治療経験をもとに、美容皮膚科学会にてシンポジストとして発表を予定しております。
これからも最新の医療情報をいち早く取り入れ、患者様により良い治療を提供できるよう努めてまいります。
こんな方にオススメです
- 肌にハリや弾力が欲しい
- 自然に若々しくなりたい
- 肌質改善したい
- 小じわを改善したい
- 毛穴の開きが気になる
- 頬の凹みが気になる
- 首のしわが気になる
プレナフィルの特徴
特許技術による構造
細かい穴のあいた「多孔質」の球状粒子で構成され、ヒアルロン酸と安定的に結合しています。
ふっくらとした自然な仕上がり
多孔質構造により、肌の内部をしっかりと満たし、自然なボリューム感とハリを与えます。
体に優しい成分
生体適合性・生分解性があり、時間とともに体内に自然に吸収され、残留物が残りません。
安定した粒子構造
一粒ずつが安定した丸い形をしており、注入後も形が崩れにくく、均一な仕上がりを実現します。
肌そのものを育てる作用
肌の細胞（線維芽細胞）を引き寄せ、細胞の増殖やコラーゲン生成をサポートし、内側から肌を整えます。
プレナフィルのメカニズム
プレナフィルの主成分であるPLLA（ポリ-L-乳酸）は、肌のハリや質感を良くするコラーゲンの生成を促す、安全で体にやさしい成分です。また、ヒアルロン酸ももともと体内にある成分です。この2つの成分をかけ合わせることで即時+長期に渡る効果が期待できます。
肌の土台を自然に整えながら、時間とともに体の中でゆっくりと分解されていき、肌の自然な若返りを実現します。
①しわのある肌
②プレナフィルを注入後、PLLAとHAで即時ボリュームアップ。
③HAが自然分解されPLLAの微粒子がコラーゲンを生成し、肌の弾力を高めていきます。
④PLLAも徐々に分解吸収されますが。コラーゲン生成が続くと、皮膚の自然なボリュームが維持されます。
プレナフィルの適応部位
プレナフィルの治療方法
- カウンセリングで症状にあった施術をご提案し、詳しく説明いたします。
- 洗顔後、麻酔クリームを塗布します。
- 注入部位をデザインし、薬剤を注入していきます。
治療は10～20分（注入部位による）で終了です。 - お化粧は翌日からがおすすめです。
ご心配なことがございましたらご連絡ください。
プレナフィルの注意事項
| シャワー | 当日から可能です（患部への刺激は避けてください） |
|---|---|
| 入浴 | 翌日から可能です。 |
| お化粧 | 患部を避けて翌日から。 |
| 腫れ・ムクミ | 数日で治まります。 |
| 術後の痛み | ありません。 |
| 洗顔 | 患部を避けて当日から。 |
| リスク・副作用 | 赤み・腫れ・内出血・針跡・違和感・痒み・発疹・感染など |
お顔の治療を受けられる患者様へ
お顔の治療を受けられる方は、感染防止の観点や治療を効果的に行うため、施術前に洗顔をしていただきます。 洗顔ができない場合は、改めてご予約を取り直していただく場合がございますのでご了承ください。
プレナフィルの費用
| PlenaFill50 | 0.6～1mL | 22,000円 |
|---|---|---|
| 2mＬ | 27,500円 | |
| 3mＬ | 38,500円 | |
| 4mＬ | 49,500円 | |
| 5mＬ | 60,500円 | |
| PlenaFill200 | 0.6～1mL | 16,500円 | 2mＬ | 27,500円 |
| 3mＬ | 38,500円 | |
| 4mＬ | 49,500円 | |
| 5mＬ | 60,500円 |
※価格は全て税込価格となります。
よくある質問
- プレナフィルとジュベルックの違いは？
-
ポリ乳酸(PLA)は、PDLLA(D型)とPLLA(L型)に分かれ、D型に属する製剤がジュベルック・レニスナ、L型に属する製剤がプレナフィルになります。
ジュベルックも粒子の球体が丸く、炎症やしこりのリスクが軽減されとても人気ですが、プレナフィルはさらに粒子形状が球体安定化に優れていますので、より副作用のリスクが軽減されています。
また体内吸収期間が長いため、効果の持続も長くなっています。
- プレナフィルは1回で効果が分かりますか？
- 1回でも効果は実感できると思いますが、より持続させるため1ヶ月間隔で3回の治療がおすすめです。個人差はございますが、3回終了後は6～12ヶ月ごとのメンテナンス治療で自然な若返りがキープできます。
- プレナフィルはダウンタイムがありますか？
- ダウンタイムはほとんどありませんが、注射針での注入により、直後に腫れや赤みが出ることがあります。ただし、数時間で落ち着きます。まれに内出血が出る方もいらっしゃいますが、お化粧で隠せるくらいですので、ご安心ください。