アートメイク

抗がん剤治療前の眉アートメイクについて

病気に向き合い、治療を進めていくことはとても大切なことです。しかし、抗がん剤治療の副作用の1つに脱毛があります。そのことを考えると、気分も落ち込んでしまいますよね。副作用の脱毛は、髪の毛、眉毛、まつ毛、体毛などに生じます。髪の毛は、短めにカットしておき、ウィッグやバンダナなどを事前に用意しておくことで、もし脱毛が始まってもショックな気持ちを少し和らげることが出来るかと思います。しかし、眉毛の脱毛は大きく印象が変わってしまいますので、気持ちが塞ぎがちになる方もいらっしゃいます。眉毛はお顔の印象を変える大事なパーツなのです。

抗がん剤治療前にできることとして、医療アートメイクがあります。治療前の自眉があるうちに、アートメイクをしておくことで、いざ脱毛の副作用が始まっても、治療前の印象をあまり変えずに治療を続けることができますので、治療に専念できます。

また、副作用が治まり発毛し始めても、違和感はありません。
また、治療に必要なMRI検査も安心して受けていただけます。今までアートメイクはMRI撮影に支障を来すと言われていましたが、最近のアートメイクの色素は撮影可能で、2023年5月の学会でもMRIの安全性の発表がありました。

みやざき美容クリニックでは、副作用への不安な気持ちを少しでも緩和するためのお手伝いができればと、特別料金を設けております。
一般的にアートメイクの完成まで2~3回の施術が必要にはなりますが、完成しなくても、1回の施術でもアウトラインが少しでもあれば、ご自身でのメイクもしやすくなります。抗がん剤の治療中は感染のリスクを避けて施術できませんが、当院では、主治医の許可があれば治療中でも施術を行っていますので、ぜひご相談ください。

アートメイクの時期

  • 自眉がある治療前が理想です。
  • 抗がん剤の種類によっては骨髄抑制で免疫力が低下する時期があります。感染のリスクを考えて、その時期を避けていただければ施術はいつでも可能です。
  • 主治医の許可があれば、治療中でも可能です。
  • 1回の施術ですと、色が薄くなるのが早くなる可能性もあります。脱毛中の期間だけの一時的なアートメイクとなりますが、2回目をお考えの場合も、同じ料金で施術可能です。
    ※1回の施術から4週間以上は間隔をあけてのご案内になります。

患者様の心のケアの一環として

当院がアートメイクを導入したきっかけは、スタッフからの提案でした。
抗がん剤治療の副作用で眉毛が無くなると顔の印象が変わってしまう、男性女性に関わらず、どんな時でも人は今と変わらずありたいと思うもの。そんな治療中の応援ができる医療用アートメイクはとても素敵なものではないでしょうか。
当院では、医療としてアートメイクを周知していただきたく、定期的に勉強会を開いています。これからもっと多くの方に知ってもらい、抗がん剤治療中の患者様の不安を少しでも和らげることができれば幸いです。

【眉毛描き、がん患者ケア 宮崎市の看護師が「医療アートメイク」周知活動】

眉アートメイク 症例写真

眉アートメイク

毛並みの技法(3D)です。
ご自身で眉メイクをして眉の色を変える事ができます。メイクをしていなくてもナチュラルで自然な仕上がりです。

治療後の症状と副作用について

  • 施術当日:時間の経過とともに少しずつ濃くなってきます。施術部位がヒリヒリする感じがあります。
  • 2~4日目:少しずつ色素が濃くなり表面に色素が浮いてきている感じがあります。
  • 5~7日目:色の濃さがピークになり、濃い部分と薄い部分のムラが出てくる場合があります。
  • 8~10日目:薄皮がむけ終わって全体的に薄くなります。
  • 1~2ヶ月後:足りない部分を補ったり、微調整を行います(2回目の施術)。

※色素の定着の途中でかゆみがある場合もありますが掻かないように注意し、もし薄皮が剥がれてきた場合は無理に剥がさず自然にとれるのを待ってください。
無理に剥がすと色素が一緒に取れてしまう場合もあります。

施術が受けられない方

下記の病気や症状がある方、下記の施術を受けられている方は施術を受けられません。

  • 妊娠中、授乳中の方
  • 免疫力が下がっている方
  • 抗血液凝固剤を内服されている方
  • リドカインアレルギーの方
  • 重度の金属アレルギーの方
  • ケロイド体質の方(ミミズ腫れになりやすい方)
  • 血液の病気がある方(白血病・肝炎・HIVなど)
  • アトピー性皮膚炎症状がひどい方、皮膚がん、治療部位に皮膚炎のある方
  • 過去1か月でトレチノイン、ピーリング、ハイフ、レーザー治療(全顔)を受けた方
  • 美容の手術(目元・額)を受けて2ヶ月以内の方

※当院で使用している色素はMRIの強力な磁力と反応を起こしにくい色素を使用しておりますが、今後MRIの予定がある場合はお申し出ください。

アートメイクの注意事項

シャワー 患部を濡らさなければ当日から可能です。
入浴 患部を濡らさなければ当日から可能です。
お化粧 施術当日は、施術部位のお化粧はお控えください。
術後の痛み 個人差はありますが施術部位がヒリヒリすることがあります。
洗顔 施術当日は、施術部位の石鹸、クレンジングなどでの洗顔はお控えください。
※施術部位は濡らさないようお気をつけください。
術後の注意点 プール、サウナ、海水浴は5日程度お避け下さい。
その他の注意事項 軟膏を1日朝・夜2回、4~5日程度塗っていただきます。

ほくろ除去や手術後の傷跡は施術後から6ヶ月以上経過してからの施術となります。
※ご予約の際、主治医の許可(許可書ではなく口頭での許可で可能)と今後の治療計画をお聞きします。骨髄抑制(免疫が下がる)の時期を主治医に確認しておいていただくとご予約がスムーズにお取りできます。

眉アートメイクの費用

抗がん剤治療前 1回 38,500円

こちらは抗がん剤治療の方の特別料金となります。(ホルモン療法の方も適応)

骨格に沿ってデザインさせていただきます。デザインによってはお客様のご希望に添えない場合もございます。あらかじめご了承ください。

おひとり様につき、施術時間は限られております。デザインから施術までのお時間を3時間超える場合、別途超過料金が発生致します。あらかじめご了承ください。

価格は全て税込価格となります。